地域貢献2015年10月2日

なごみの里 里山再生プロジェクト(H27.9)

9月26日(土)、今回の活動は、収穫目前の田んぼと芋畑の手入れです。本学からは夏季休講期間中にも関わらず、鳥養さん(文・院)と河津さん(総管3年)のレギュラーメンバー2名が参加してくれました。

芋畑にDSC08442行ってみると、1/3ほどの面積が猪に荒らされていました!おのれ害獣め、ということで早速電柵を設置することに。

 

 

 

 

DSC084512~3m間隔で支柱を埋め、クリップを取り付けて電線を通し、電線にかかる周囲の草を取っていきます。

 

 

 

 

DSC08454意外に短時間で畑全体を囲むことができました。なお、一度感電したことのある猪は、これだけで近づかなくなるので電流は流さなくてもよいそうです。(猪には内緒です。)
ついでに、既に猪が掘り起こした芋は収穫します。

 

 

 

 

続いて田んぼへDSC08457移動。台風にも倒れることなく無事に育ってくれていましたが、農薬を使っていないため、稗(ひえ)が伸び放題に。今回はこれを手作業で取り除きます。

稲刈りに備えて水は抜いてありますが、取水口に近い上の段の田は未だぬかるんでおり、一歩進むごとに汗が噴き出します。集めた稗はサクラ(山羊)の餌になるので一切無駄がありません。

 

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人海戦術のおかげで随分きれいになりました!

 

 

 

 

 

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お昼は、今朝掘り出したばかりの里芋入りの豚汁とご飯。大量に汗をかいたので自家製柚子胡椒をたっぷり入れて塩分補給。掘ったばかりの芋は柔らかくて美味しい!

 

 

 

DSC08463次回10月11日(日)は、いよいよ稲刈りです。皆様の参加をお待ちしています。

地域貢献2015年9月29日

「くまもとTOMATOプロジェクト」始動!

熊本県は、国内全トマト生産量のうち約17%を占める日本一の生産量を誇りますが、「愛媛みかん」や「魚沼産コシヒカリ」等の固有名詞化されたブランド農産物に対して、地域ブランドとしては確立されていないのではないでしょうか?

どうすれば「トマト=熊本」として広く知ってもらえるだろう?との思いから、八代の地域活性化に取り組まれている教職員や、学生有志等を中心に「くまもとTOMATOプロジェクト」を立ち上げました。

最初のプロジェクト目標は、11月に本学が八代市で開催する「くまもと県南フードバレーフォーラム」において、熊本県産トマトのブランド化に向けたアイデアを提言することです。そのために、今後フューチャーセッション等を重ねながらアイデアを掘り下げていきます。

9月9日(水)、プロジェクトの第1回目は、ブランドとして成立している農作物の要素を掘り下げるため、「ブランド農産物MAPを作ろう」と題して学内でフューチャーセッションを開催しました。

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まずは、トマト生産量県内第1位の八代市から本学に派遣されている久保参事から、「八代のトマト自慢!」と題して、トマトの栽培に適した八代の地域特性や、様々な品種、加工品等について説明。(なお、本人は生のトマトは好きでないため、八代で肩身の狭い思いをしている模様。)

 

 

 

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続いては、2つのグループに分かれ、「自分の中でブランド化されている農産物」についてブレインストーミングでポストイットに書き出していきます。

 

 

 

 

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次に、書き出された農産物を種類や地域等で分類し、「何がその農作物をブランドたらしめているのか?」「それを買いたくなるのは何故か?」についてグループで議論し、ブランド農産物に共通するルールや魅力についてホワイトボードに書き出していきます。

 

 

 

 

 

 

DSCN1001出された項目のうち、熊本のトマトが目指すべき方向性についてドット投票を行います。票を集めたのは「(地域や風土が)良いイメージを持つ」「人に語れるストーリーを持つ」、「プレミア感がある」でした。

 

 

 

 

次回は、「人に語れるストーリー」を掘り下げるため、八代市からトマト生産者をお招きし、栽培の「こだわり」や、八代ならではのトマト食文化等についてお話を伺う予定です。興味のある方は是非ご参加ください。

地域貢献2015年9月16日

大津町でフューチャーセッションを開催しました

8月22日(土)、菊池郡大津町においてフューチャーセッション「大津町“いも愛”のいも掘りセッション」を開催しました。当日の模様はこちら

地域貢献2015年9月16日

「防災クロスロードゲーム体験講座」を開講しました

平成27年8月22日(土)に、特別講座「防災クロスロードゲームの体験講座」を開催しました。当日の模様はこちら

地域貢献2015年7月27日

なごみの里 里山再生プロジェクト(H27.7)

快晴に恵まれた7月18日(土)、今月の活動は、棚田の草取りです。機械や農薬を使わないこの田んぼでは、昔ながらの農機具「がんづめ」を使います。

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先ずは北原事務局長から「がんづめ」の使い方について説明を受けます。そりのような部分を滑らせることで、2列に並ぶ鉄の爪部分を回転させ、雑草を泥ごと巻き込んで刈っていく、田んぼのためだけに作られた局地戦専用除草機です!

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今回除草するのは4枚ある田んぼの1枚だけと聞き、楽勝!と思いきや、ぬかるむ田んぼに足を取られ、まっすぐ歩くだけで一苦労。1歩ごとに汗が吹き出します。

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炎天下の中、田んぼを縦横に歩くこと約1時間、汗だくになりながらやっと1枚終了。2枚目に進む体力はゼロです!現在は殆ど農薬で除草するそうですが、人力頼りだった頃の農家の大変さは想像に難くありません。

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除草Before        After    違いがおわかりでしょうか?ちなみに、よく用水路等で見かけるジャンボタニシは害虫(貝?)というイメージがありますが、苗が成長した後は、米以外の雑草を食べ尽してくれるそうです。

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次に、梅雨の大雨で棚田に水を引く導水路の擁壁に穴が開いたため、土嚢を詰めて補修します。

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応急処置が完了し、無事に棚田の方に水が流れ始めました。

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今回のお昼ご飯は、シンプルにおにぎりとお漬物や座禅豆等。汗を流した体に塩気のあるお惣菜は最高の御馳走です!おにぎりが次々と胃の中へ吸い込まれていきました。

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8月は夏季休講期間のため、次回の活動は9月になります。皆様のご参加をお待ちしています!

 

 

 

地域貢献2015年7月2日

フューチャーセッション「大津町の宝もの探し、宝ものづくり!」を開催しました。

6月27日(土)、本学と包括協定を結ぶ大津町の生涯学習センターにおいて、フューチャーセッション「大津町の宝もの探し、宝ものづくり!」を開催しました。

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80代のお爺ちゃんお婆ちゃんから地元の高校生まで、100名を超す老若男女が町内外から参加。本学からも25名の学生が参加しました。ファシリテーターは、本学総合管理学部・丸山教授と熊本県から大津町へ出向中の緒方氏、そして前日に講演していただいたグラフィックファシリテーター・やまざき氏。

最初に主催者である緒方氏から、領民と共に藩を再興した米沢藩主・上杉鷹山に倣い、住民自らの対話を通じて住民主体の地方創生につなげたいとの開催趣旨が説明されました。

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続いて丸山先生からフューチャーセッションの概要とグランドルールが説明され、自己紹介を兼ねたアイスブレイクを経て、いよいよセッションスタートです!

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まずはグループ内で、大津町の未来に対するネガティブな感情=心配や不安を出し合って共有し、「ワールドカフェ」でメンバーを入れ替え、会場全体で共有化します。町の南北で進む人口減少や、観光客が通過するばかりであること、工場や商業施設が撤退したらどうなるのかetc、様々な不安材料が出されました。

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会場の声を聴きながら、凄まじいスピードでイラスト化していくやまざき氏、凄いです。セッションの合間に、対話を通じて出された様々な意見をイラストで振り返ることによって皆が共有できます。ユニークな語り口と、隣の菊陽町に吸収される大津町の絵に皆大爆笑。

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次に、各自が町の誇り、宝と思うモノやコトを出し合い、新しいもの、古いもの、見えるもの、感じるものという4つのセグメントに分類し整理します。

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各グループで出された宝物を組み合わせ、やってみたい取組みのアイデアを「ブレインストーミング」で書き出していきます。目標数20!そうやって出されたアイデアのうち、最もやってみたいと思うものを「ドット投票」で選び、そのアイデアが実現した未来を新聞形式でプロトタイプ(試作)します。

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出来た未来新聞をグループ毎に発表します。やはり町の特産品で町民のソウルフードとも言える”からいも”を活かしたアイデアが目立ち、大津町の”いも愛”が再確認されました。

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出来た未来新聞を貼り出し、一番良かったと思うものに全員で投票していきます。セッションに参加された方々を中心に、様々なアイデアの実現に向けた取組みが始まりそうです。期待が高まりますね。

やまざき氏が描き上げたイラスト絵巻物は↓こちら(クリックすると全体が表示されます)

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最後は参加者全員で記念撮影。皆様長時間お疲れ様でした!

地域貢献2015年7月2日

「フューチャーセッションセミナー ~会議を絵空事で終わらせないために~」を開催しました。

6月26日(金)、本学111教室において、「フューチャーセッションセミナー ~会議を絵空事で終わらせないために~」と題した研修会を開催し、学生や自治体職員等、約40名が参加しました。

講師には、会議やセッションの議論の内容をその場でイラストで記録するグラフィックファシリテーター・やまざきゆにこ氏をお招きしました。

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最初に総合管理学部・丸山教授より、なぜ今フューチャーセッションが注目されているのか、何がこれまでの会議と違うのかについて事前ガイダンスがありました。

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対立構図を生む「議論」や、発展性のない「会話」ではなく、「対話」を通して参加者それぞれの立場や意見を理解しながら、課題解決に向けたアイデアを出すのがフューチャーセッションです。そして、課題解決に向けたアクションに必要なのは、左脳的な理屈や情報ではなく、右脳的な直感による「なんとかしたい」や「それいいね!」という感情が共有されることです。

やまざき氏が専門とするグラフィックファシリテーションは、議論の内容をイラスト化していくことで、皆が抱えている「感情」が「見える化」され、その場で共有されるため、フューチャーセッションや会議で威力を発揮します。

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そして話は本題の「会議(セッション)を絵空事で終わらせない」へ。実は「フューチャーセッションは嫌い!」というやまざき氏。それは、セッションがちゃんと設計されておらず、やりっぱなしで終わるセッションで、せっかく描いた絵巻物が絵空事になる苦い体験を何度かされたからだそう。

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セッションに誰を参加させるのか、何を目標にするのか、事前にキチンと課題提案者とコーディネーターが設計しておかないと、面白いだけで実現性の無いアイデアや、何処の地域にもあるお国自慢で終わってしまいがち。そうならないよう、ポジティブな感情よりもネガティブな感情を吐き出させると、皆の共感を呼び、誰もが「自分ごと」の問題として対話が深まるそう。

会議が絵空事にならないよう、皆が「自分ごと」として問題意識を持って対話に参加してもらえるかどうかは、主催者による場の設計次第!フューチャーセッションに「正解」はありませんが、今後のセッション開催にあたって気を付けたい所ですね。

 

 

 

 

地域貢献2015年6月26日

なごみの里 里山再生プロジェクト(H27.6)

6月20日(土)、今回の活動では、4月に堆肥を撒いた棚田にいよいよ苗を植えます。学生、教職員10名が参加しました。

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田植えには暑くなりそうな梅雨の晴れ間の好い天気。北原協議会会長からの挨拶の後、北原事務局長から植え方の説明を受けます。

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何名かの学生や先生は田植え初体験。恐る恐る足を踏み入れていました。

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等間隔に目印が付いた「田植え縄」を使い、苗が均等に並ぶように植え、自分の足跡を均しつつ後退していきます。苗が根を張るためには苗の持ち方も重要なポイント。人差し指と中指を添え、深く植えないと、苗がプカプカ浮いてしまいます。

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田んぼの両端で縄を張る人の息が合っていないと、目印がどんどんずれていってしまいます。協議会の方曰く「手で植えていた頃、縄張り役が目印をずらすとすぐ怒鳴られるのでイヤだった。植える方が楽だった」とのこと

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2時間ほどで、無事5枚の棚田に苗付けを終えました。出来たお米は本学の学食でも提供される予定です。

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お昼御飯は、前回に引き続き手作り具だくさんカレー。今回もお替りしまくり!暑い日のカレーは絶対正義ですね。

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レギュラーメンバー河津さんがデザートに手作りのチーズケーキを差し入れてくれ、意外な?女子力を見せつけてくれました。

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今回も楽しく作業を終えることができました。これから収穫の秋に向け丹精込めて育てていきます。皆様のご参加をお待ちしています!

 

 

 

 

 

 

 

地域貢献2015年5月29日

なごみの里 里山再生プロジェクト(H27.5)

5月23日、今年度2回目のなごみの里での活動には、初参加の学生6名を含む13名が参加しました。

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この日の天気は時折小雨がパラつく程度で気温も低く、農作業にはもってこい。3月に植付けた里芋畑の除草と、ある重要なミッションに取組みます。

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まずは里芋畑で除草作業。前日の雨のおかげで土も柔らかくなっており作業が捗ります。

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除草作業後は本日最大のミッション「先月生まれた2匹の子ヤギを捕まえ首輪を付けろ!」簡単そうですが、子ヤギに近寄ろうとすると母ヤギ・サクラの強烈な頭突きを食らうため、うかつに手出しできません。

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特攻隊長・河津さん、子ヤギがサクラから離れた隙を逃さず、背後から吉田沙保里ばりの高速タックルで見事捕獲!(当然サクラは激おこ)首輪を付けて無事ミッション完了!

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昼食が出来るまでの間、北原事務局長の案内で里山をトレッキングしながら里山の環境を学びます。ルートは結構なアップダウンがありいい運動になります。道沿いには古墳や野イチゴも。

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定期的に人が手を入れないと、木が日光を遮り草が生えなくなり、山が持つ保水力も弱まるそうです。右の写真は、切り倒した木が隣の木に引っ掛かった「架かり木」と呼ばれる危険な状態。こうならないようにするため、倒す方向にも注意が必要だそうです。

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ゴールは和水町の総合体育館「スカイドーム」。未だ新しく設備も充実しており今後の活動でぜひ活用したいところ。

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山小屋に戻り、お楽しみの昼食はジャガイモや人参がゴロゴロ入った具だくさんカレー!いつもは御飯が余る事もありますが、今回はあっという間になくなりました。カレーは飲み物ですね。

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今回も無事に楽しく活動を終えました。次回は6月20日(土)、いよいよ棚田の田植えです!皆さんのご参加をお待ちしています!

 

 

 

地域貢献2015年4月27日

なごみの里 里山再生プロジェクト(H27.4)

4月25日、今年度最初のなごみの里での活動は、新1年生6名と今年度着任された先生1名を迎え、12名が参加しました。

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先ずは協議会事務局から「草刈り機で作業中の人には2m以内に近づかないこと」、「マムシが出るので、草の中にいきなり手を突っ込まないこと」などの注意がありました。

 

 

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今回は、6月の田植えに向け、棚田に堆肥を撒きます。この里山では、昔ながらの農法を学ぶため、田植えから除草、稲刈りまで、ほとんどの作業を人力で行い、肥料も化学肥料は使わず牛糞堆肥を使っています。

 

 

DSC06970山のように盛られた堆肥を一輪車に移し棚田へ運びます。自走式運搬車も導入され、昨年より楽になったとはいえ、やはり凄い量。

表層部は乾燥していますが、内部では未だ湯気を立てて発酵が進んでおり、強烈な刺激臭がします。

 

 

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運搬車に積んだ堆肥は、一旦降ろした後スコップで万遍なく撒いていきます。

 

 

 

DSC06984一輪車に積んだ堆肥は、左右に揺すって撒きながら後退すると効率的。新任の阿草准教授も頑張りました!

 

 

 

 

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奥の田んぼでマムシを2匹発見!竹下さんに仕留められました。

 

 

 

 

 

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2時間程でようやく全ての堆肥を撒き終え、昼食が出来るまで一休み。今月産まれたばかりの2頭の子ヤギと長閑なひととき。

 

 

 

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お天気にも恵まれ、働いた後のご飯は格別です!

 

 

 

 

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1回目からハードな作業でしたが、皆頑張ってくれました。

活動はこれから毎月続きます。沢山の皆様の参加をお待ちしております。