地域貢献2016年6月3日

フューチャーセッション「震災後の熊本を考える」を開催しました。

IMG_3523熊本地震による被災から大学の講義が再開するまでの約1ヶ月間、自らも被災者でありながら、様々なボランティア活動に取り組んできた学生たちがいます。そんな中の一人、出口貴啓君(総合管理学部・2年)は「それぞれが個別に取り組んでいる活動を共有し、次の一歩に繋げたい」と思い、同学部のKUMAJECTグループを中心に、環境共生学部や文学部も含む学生に呼び掛け、「震災後の熊本を考える」と題したフューチャーセッションを企画しました。

 

これは、震災発生から1ヶ月間、各自が過ごしてきた中で行ってきた事や感じた事、今後取り組みたい事などについて共有し、協調アクションに繋げようという試みです。

5月20日(金)、111教室に集まった15人の学生の中には、被災直後から積極的にボランティア活動に参加し続けた学生もいれば、自分にできることを家族や近所で取り組んでみたり、大学生活が再開されるのを待っていた学生など、置かれた状況によって体験や想いも様々でした。

IMG_3556「サークル」や「ストーリーテリング」、「ビジネスモデルキャンパス」というワークショップの対話手法を使いながら、それぞれの想いを共有し、課題を掘り下げ、どのような人たちや組織を巻き込んで、どのような資源(リソース)を使い、どのようなアクションを実行することで、自分たちにこれから何が出来るのかをアウトプットしました。

 

 

 

IMG_3574あるグループからは、「ボランティアカフェ」と称してボランティア活動のプラットホームを大学内で運営しながら地域からの支援要望を集約し、学内の学生や他の大学のボランティアグループへのマッチングや、ボランティア同士の交流の場にしたいというアイデアが提案されました。

また、別のグループからは、ボランティア活動に参加したくても参加できない子ども連れの家族と、人手の確保が困難な状況の農家とに着目し、親子農業体験ツアーとして、農業ボランティアを募り派遣するアイデアが提案されました。

IMG_3590いずれも震災後1ヶ月を通じて、学生たちが自ら感じた地域の課題や矛盾を、自分たちなりに突き詰めて考え出したアイデアで、これを実践につなげることは、COC事業が学生に求めている地域の課題解決プロセスそのものと言えます。発表後に、KUMAJECTを統括する総合管理学部の上拂教授とCOC推進室スタッフが講評を行いました。

いずれのプランも、実現するまでに様々な課題や障壁が立ちはだかるかもしれませんが、大学が持つネットワークやリソースを活用し、一つ一つの課題を若さとパワーで解決し、是非実現を目指して欲しいものです。

IMG_3592最後に記念撮影。今回はコアメンバーのみのセッションでしたが、参加者それぞれが持つネットワークを通じて、こうした試みが学内外へ広がっていくことを期待しています。