地域貢献2016年11月14日

シンポジウム「復旧・復興に向けた大学の役割」を開催しました

DSC02032県内に未曾有の被害をもたらした熊本地震の発生から半年余りが経った11月5日(土)、大学COC事業の一環として「復旧・復興に向けた大学の役割」と題したシンポジウムを本学大ホールにおいて開催しました。

 

 

 

DSC02049冒頭の基調講演では、「くまもと復旧・復興有識者会議」の座長も務める本学の五百旗頭理事長が、阪神淡路大震災や、復興構想会議議長を務められた東日本大震災の経験や事例を元に、熊本地震の記録を後世に伝えるための施設や、震災前よりも強靭なインフラを資産として遺す「創造的復興」の必要性について語られました。

 

 

DSC02074続いて、防災教育に特化した「防災教育研究センター」を持つ兵庫県立大学の森永速男教授は、同大の学生グループによる東北地方でのボランティア活動の事例を紹介され、災害を切り口として広い視野を持ち、他者に寄り添える人間力を形成することが防災教育の目的であると結ばれました。

 

 

 

DSC02081COC推進室・佐藤特任講師からは、本学COC事業の中核を成す地域志向科目「もやいすと(地域・防災)ジュニア育成」や「もやいすとシニア育成」を、震災後、復興支援を通じて課題解決の実践力を学ぶプログラムへ再構築したことや、各教員による復興に向けた様々な研究活動について説明がありました。

 

 

DSC02093自らも被災者でありながら、本学での避難所運営や、他の大学等と連携した様々な復興支援活動に携わってきた学生たち3人は、本学が標榜する「もやいすと」として、学生だから出来ること、学生にしか出来ない支援を今後も続けたいと力強く発表してくれました

 

 

 

DSC02136最後に、COC推進室長・堤教授をコーディネーターに、県内で最も甚大な被害を受けた益城町の西村博則町長、県内各地で避難所運営等に携わられている熊本YMCA本部の神保勝己事務局長、本学で防災・減災教育を担当する総合管理学部・澤田道夫准教授、震災による建築被害の調査を行っている環境共生学部・柴田准教授を交え、復興に向けて大学や学生に求められることをテーマにパネルディスカッションが行われました。

 

DSC02152DSC02143

 

 

 

 

 

DSC02132DSC02166

 

 

 

 

 

 

DSC02019ホワイエには、居住環境学科の学生が、仮設住宅の住環境改善に向けた学修支援ツールとして、段ボールで作成した1/1スケールの仮設住宅模型をはじめ、震災からの復興をテーマとした研究成果が展示され、来場者の注目を集めていました。