地域貢献2015年7月2日

「フューチャーセッションセミナー ~会議を絵空事で終わらせないために~」を開催しました。

6月26日(金)、本学111教室において、「フューチャーセッションセミナー ~会議を絵空事で終わらせないために~」と題した研修会を開催し、学生や自治体職員等、約40名が参加しました。

講師には、会議やセッションの議論の内容をその場でイラストで記録するグラフィックファシリテーター・やまざきゆにこ氏をお招きしました。

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最初に総合管理学部・丸山教授より、なぜ今フューチャーセッションが注目されているのか、何がこれまでの会議と違うのかについて事前ガイダンスがありました。

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対立構図を生む「議論」や、発展性のない「会話」ではなく、「対話」を通して参加者それぞれの立場や意見を理解しながら、課題解決に向けたアイデアを出すのがフューチャーセッションです。そして、課題解決に向けたアクションに必要なのは、左脳的な理屈や情報ではなく、右脳的な直感による「なんとかしたい」や「それいいね!」という感情が共有されることです。

やまざき氏が専門とするグラフィックファシリテーションは、議論の内容をイラスト化していくことで、皆が抱えている「感情」が「見える化」され、その場で共有されるため、フューチャーセッションや会議で威力を発揮します。

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そして話は本題の「会議(セッション)を絵空事で終わらせない」へ。実は「フューチャーセッションは嫌い!」というやまざき氏。それは、セッションがちゃんと設計されておらず、やりっぱなしで終わるセッションで、せっかく描いた絵巻物が絵空事になる苦い体験を何度かされたからだそう。

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セッションに誰を参加させるのか、何を目標にするのか、事前にキチンと課題提案者とコーディネーターが設計しておかないと、面白いだけで実現性の無いアイデアや、何処の地域にもあるお国自慢で終わってしまいがち。そうならないよう、ポジティブな感情よりもネガティブな感情を吐き出させると、皆の共感を呼び、誰もが「自分ごと」の問題として対話が深まるそう。

会議が絵空事にならないよう、皆が「自分ごと」として問題意識を持って対話に参加してもらえるかどうかは、主催者による場の設計次第!フューチャーセッションに「正解」はありませんが、今後のセッション開催にあたって気を付けたい所ですね。